2010年04月08日

<飲酒運転>取消処分者の講習強化 今秋から(毎日新聞)

 警察庁は、運転免許の取り消し処分を受けた違反者に対する講習に、飲酒運転の違反者向けに特化したカリキュラムを導入する。カウンセリングや日記などを取り入れて再び飲酒運転をしないよう意識づけをするのが狙いだ。今秋からモデル事業として四つの都道府県で実施。受講者が違反を繰り返さなかったかを追跡調査して効果を検証し、13年からの全国実施を目指す。

 現行の取り消し処分者講習は、運転に関する適性検査や実車講習などを2日連続で計13時間受ける。受講者がどんな違反をしたかにかかわらずカリキュラムは一律だ。新たに導入するカリキュラムは、飲酒運転が原因で免許取り消し処分となった違反者が対象。現行の科目に(1)アルコールへの依存の度合いを調べるスクリーニングテスト(2)警察官らを講師とするカウンセリング(3)受講者同士のディスカッション−−などを加える。

 2日連続計12時間の講習を受けた後、受講者それぞれが飲酒をコントロールする目標をたて、1日の飲酒量などその達成状況を4週間、「日記」として記録する。この期間は受講はなく「自分と向き合い、飲酒運転はやめるという意識を高めるための時間」(警察庁運転免許課)とする。その後、1時間の講習を受け、運転免許試験を受験できる。

 警察庁によると、09年の飲酒運転による死亡事故は292件で、00年(1276件)以降、01年から9年連続で減少した。飲酒運転の取り締まり件数も、05年の14万873件から09年4万1801件と減少傾向が続いている。飲酒運転に対する厳罰化などが背景にあるが、警察庁担当者は「飲酒による事故をさらに減らすため、違反者への教育の観点から対策を打ち出した」と話している。【鮎川耕史】

 【ことば】取消処分者講習

 交通違反で運転免許の取り消し処分を受けた者を対象とする講習。運転免許試験場などで行われる。新たに免許を取得するため試験を受けるには、事前にこの講習を受けなければならない。道路交通法施行規則で受講時間は13時間と定められている。09年の受講者は3万3964人。うち飲酒運転での受講者は約26%の8785人に上る。

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2010年04月06日

医師会に配達の鉢植え出火、会長選巡り脅迫?(読売新聞)

 2日午後1時35分頃、東京都文京区本駒込2の日本医師会4階応接室で、同会に届けられた鉢植えの花から出火、応接室の床数十平方センチを焼いた。

 けが人はなかった。花は都内から送られており、警視庁駒込署は1日に行われた同会の会長選を巡る脅迫の可能性もあるとみて、脅迫や威力業務妨害の疑いで調べている。

 同署幹部によると、出火した鉢植えは2日に業者が配達。同会には、会長選の結果を受けて、複数の花が届けられており、職員2人が順番に花の包装を解いていたところ、突然、この花の鉢植え部分から炎が数十センチ上がったという。

 火は職員が足で踏みつけたり、水をかけたりして消し止めた。脅迫文などは確認されていないという。

 同会の会長選挙では、民主党を支持する茨城県医師会長の原中勝征氏が初当選した。

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2010年04月02日

成田空港発着枠拡大、認知度アップへ千葉県も提言(産経新聞)

 成田空港は28日から、年間の発着枠を20万回から22万回に拡大する。それにともない、中東路線やマカオ航空(マカオ線)などが新規就航し、世界各国へのネットワークはさらに広がることになった。成田国際空港会社(NAA)では今後も、当面の目標を「発着枠30万回化」に定め、実現に向けて取り組む意欲を見せている。

 NAAが発表した平成22〜24年度の中期経営計画によると、発着回数は今年度の約18万6000回(見込み)から来年度は20万7000回に増える見込み。その後も年約2%のペースで伸びていくと予測している。

 NAAの森中小三郎社長は「27万回までは、大きな投資をすることなく増やせる」と説明。「地域の理解を得た上で、誘導路や駐機場の整備を進めていきたい」と抱負を語っている。

 また、県を中心として、成田空港の認知度やサービス向上を支援する取り組みにも展開が生まれた。

 成田空港の利便性向上などに向け方策を探る第3回「成田空港緊急戦略プロジェクト会議」が26日、千葉市内で開かれ、県は緊急に取り組むべき施策を盛り込んだ「緊急提言」をまとめた。

 主な提言は(1)官民一体となった成田空港のPRの強化(2)成田空港と地方都市を結ぶ国内フィーダー路線のPR・充実(3)空港利用者に対する「おもてなし」機能の向上(4)空港を活用した観光の活性化−の4点。森田健作知事の発信力を生かした広報戦略の展開や、国体に合わせて国内線の利用を促進することなどを具体策として挙げている。

 提言立案にかかわった県関係者は、7月に成田空港と日暮里を最短36分で結ぶ成田新高速鉄道(成田スカイアクセス)が開業することにも触れ「弱点だった(空港の)容量とアクセスが大幅に改善するまたとない好機だ」と期待を込めて語っている。

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